質の高い治療
そのこ院長が手がける治療
矯正歯科治療は、一般的に歯並びや口元を良くするための治療です。
ただ歯並びや口元をきれいで美しくするだけでなく、発音障害の改善や前歯で食べ物をしっかり噛み切ること、噛み合わせを調整することで体のバランスの改善や健康を保つことにも繋がります。
また、奥歯で食べ物を噛み砕くこと、歯のガタツキをなくすことで、歯の清掃性を良くして、歯の寿命を延ばすという予防的な効果もあります。高齢化社会の現在、矯正治療を行い自分の歯で噛むことで、健康寿命を延ばしましょう。
さらに、成長期のお子さまには、顎、顔の適切な成長発育を促すこともあるのです。
このように、歯科医療の一分野ではありますが、数多くの治療効果を持ち合わせています。
また、矯正歯科治療後のケアやメンテナンスも重要です。健康で美しい歯並びや口元を保つためには長期的な管理が必要なので、メンテナンスを定期的にしっかり行っていきましょう。
当院の院長は、開院以来数多くの矯正歯科治療を行い、あらゆる症例に携わってきました。また国内外のさまざまな専門学会に参加するなど、常に技術や理論を吸収し、習得することで、日々診療レベルの向上に努めています。
さらに院長自身、子どもの頃から歯並びで悩み、矯正歯科治療を受けた経験があります。こうした経験を活かし、患者さまの立場に立って、より良い治療をご提供できるよう心がけています。
歯並びや口元でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
口腔外科専門医とのタイアップ
そのこ矯正歯科では、開院以来、口腔外科のエキスパートである口腔外科専門医とタイアップして、口腔外科外来日を設け、外科処置を伴う矯正治療を行ってきました。
矯正治療には、抜歯や手術が必要な症例から難症例まで、さまざまな症例があります。自医院で治療が行えるよう、口腔外科医とリアルタイムで相談しながら治療できる環境を整えています。また、全身麻酔下で行う外科的矯正治療の初診相談や、抜糸や術後管理も行っています。難度が高い治療を身近で受けられることで、患者さまにとって大きなメリットがあると思います。
さらに、外科的矯正を行うことで、できるだけ治療期間を短縮したり、できるだけ歯を抜かずに済むように心がけています。
これからもあらゆる症例に対応できるよう、引き続き治療に励んでまいります。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さまの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。 - 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが痩せて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- さまざまな問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行う可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の噛み合わせに合った状態の被せ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
- 顎の成長発育により噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。
加齢や歯周病等により歯を支えている骨が痩せると噛み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。 - 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
未承認医療機器の使用について
●未承認医薬品等の使用・国内の承認医薬品等の有無について
(未承認医薬品等の使用)
当院で使用していますマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン®)は、日本国薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置であり、日本国歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。そのため、万が一海外カスタムメイド矯正装置使用中に違和感等ございましたら、すぐに当院までご連絡をお願いします。
装置は、日本で歯科医師・歯科技工士が製作するのではなく、海外の工場でロボットにより製作されます。カスタムメイドの矯正装置であり、既製品ではないため(市場流通性がありません)、薬機法の対象となりません。薬機法の対象外であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。その点ご了承ください。
(国内の承認医薬品等の有無)
マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメーカーは国内外に多数あります。インビザライン®以外に、日本国で承認を得ている矯正装置を用いた治療法が存在します。
※上記の趣旨をご承知の上、使用を希望される場合には同意書の記載が必要となります。
●入手経路について
当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン®)は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。当院はインビザライン®を用いた治療システムを、米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。
●諸外国における安全性等の情報
インビザライン®は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けていて、これまでに治療を受けた患者さまは、世界で520万人(2018年1月時点)に上りますが、重大な副作用の報告はありません。ご不明点等ございましたら一度ご相談ください。