マウスピース矯正-そのこ矯正歯科|相模原・大和・海老名・厚木の矯正歯科|相模大野駅徒歩2分

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マウスピース矯正

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン・クリアコレクト)と呼ばれる透明で取り外し可能なマウスピースを用いて行う矯正治療方です。

矯正装置自体が透明なので装着しても目立ちにくく、取り外しできるため食事や歯磨きが普段と変わらず行えます。矯正装置の洗浄が簡単なため衛生的です。

通常の矯正はワイヤーを用いて徐々に歯を動かしますが、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン・クリアコレクト)は定期的に新しいマウスピースを交換しながら徐々に歯を動かします。従来のワイヤーを用いた矯正と比べて違和感を覚えにくく、話しづらくなる問題がない、あるいは矯正装置やワイヤーによる口内炎などに影響されにくい点がメリットです。

※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザラインやクリアコレクト等 完成物薬機法対象外)は未承認完成物薬機法対象外の矯正歯科装置、医療機器法及び歯科技工法上の対象外の矯正歯科装置に該当し、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

治療段階に応じた矯正装置を作成するために、3Dデジタルスキャナー(TRIOSやiTeroなど光学印象機器)を用いて歯の型採りを行います。その後、得られたデータをコンピュータ上で歯の移動シミュレーションし、矯正装置を作成します。3Dデジタルスキャナーによる撮影は1度で済み、型採りを何回も行う必要はありません。

ブラケットやワイヤーを用いた矯正からマウスピース矯正へのチェンジ

当院では、マウスピース矯正では動きが難しい症例の場合に、まずなるべく見えないようにワイヤー矯正を行った後、マウスピース矯正に移行する治療も行っています。

3次元のデジタル印象採得装置「iTero」

当院では「iTero」と呼ばれる3Dデジタルスキャナーを使用しています。口腔内を素早く連続して3次元でスキャニングし、歯及び歯列の画像データを取得します。

従来は粘土のような材料(印象材)をトレーに盛って歯を押し込むように歯型を採りましたが、3Dデジタルスキャナーにより、歯及び歯列をスキャンしてデータ化する光学スキャニングが可能になりました。印象材を用いた型採りに生じた「印象材が収縮する」「石膏が膨張する」といったことがなく、より形態が再現されたデータを取得できます。

スキャナーの先端は口の中に入りやすく、そのまま口の中で動かしても遜色ない構造になっており、お口を開けるだけでデータの取得が完了します。使用するスキャナーの先端は取り外し式で滅菌消毒可能なため、使用時は常に清潔なものを用います。また、歯型を採る際に「吐き気がする」方の負担をある程度減らせます。

取得したお口の中の3Dデータはコンピュータで解析を行い、治療開始から治療終了までの治療計画を作成して、歯の動きを予測します。
そしてその予測から弾き出した結果より、患者さまの歯の移動予測に応じたマウスピースをカスタムメイドで作成します。

従来の矯正装置との比較

従来のブラケットやワイヤーを用いた矯正と異なり、痛みを感じにくく、取り外し可能なため無理なく食事や歯磨きが行えます。矯正装置自体が透明なので周囲に気づかれずにくい状態で矯正治療を行い、歯並びを整えることができます。また、金属を使用しないため、金属アレルギーの方も矯正治療を行うことが可能です。

※マウスピース矯正のみでの治療が難しい場合は、ワイヤー矯正と組み合わせた治療を行います。

メリット・デメリット

メリット

装置が透明なので目立ちにくい

ワイヤーを使用しないので食事がスムーズに摂れる

装置を外して歯磨きできる

装置を洗浄できる

金属アレルギーでも治療が可能

通院回数が通常の矯正に比べて少ない

デメリット

症例により治療できない場合がある

就寝時も含め、決められた時間(1日20時間以上)装置をつける必要がある

治療計画通りにマウスピースを装着できない場合、マウスピースの再製作が必要になる

治療状況に応じてマウスピースを再製作する場合がある

歯の形が変わった場合は、マウスピースを再製作する必要がある

虫歯や被せものの治療は、矯正治療を開始する前に済ませる必要がある

ワイヤー矯正を併用しなければならないことがある

咬合位不安定を生じることがある

日本国の薬機法上の医療機器及び歯科技工法上の矯正装置に該当していない

※公益社団法人日本矯正歯科学会ポジションステートメント マウスピース型矯正装置による治療に関する見解をご一読ください。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン・クリアコレクト)治療の流れ

STEP1.カウンセリング

歯に関する悩みや問題点を伺います。満足いく治療結果を目指すため、この段階で疑問や不安を解消してください。
未成年の方は必ず保護者同伴でお願いします。通常の矯正治療と同じく、検査、診断、治療方針の設定となります。マウスピース単独での治療が可能か、ワイヤー治療との併用が必要か、また抜歯の必要性や補助装置、主として矯正用スクリューの使用の有無などを決定します。

STEP2.口腔内スキャン

顎の成長のバランスや位置関係、歯の状態を知るためにレントゲン写真、歯型、顔や口腔内を3Dデジタルスキャナーでスキャンします。得られたデジタルデータより3Dデジタル分析を行い「クリンチェックやシミュレーションソフト」と呼ばれる3Dコンピュータ画像で治療計画のシミュレーションを行います。患者さまの歯がどのように動くか、立体的なアニメーション画像で確認できます。

STEP3.矯正装置の制作

STEP2の検査データ及びシミュレーション結果をメーカーに送信します。患者さま一人ひとりの症例に合わせた矯正装置を、治療に要する個数すべて製作します。
※ワイヤー治療との併用の場合は、目標までワイヤー治療を行ってから、矯正装置の制作になります。

STEP4.治療開始

治療段階に応じて矯正装置1組を約1週間ずつ着け替えます。治療に必要な矯正装置の数は人により異なります。矯正装置の装着は就寝時も含め1日20時間以上を遵守してください。飲食や歯磨き、デンタルフロスの使用時間以外は装着することを心がけましょう。

STEP5.治療終了

矯正治療の完了後は歯並びを安定させるため、歯並びを安定させるためのマウスピースを使用します。3~6ヶ月に1度の通院で、噛み合わせや歯の状態を確認します。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さまの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
    また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが痩せて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • さまざまな問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行う可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の噛み合わせに合った状態の被せ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
  • 顎の成長発育により噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。
    加齢や歯周病等により歯を支えている骨が痩せると噛み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

未承認医療機器の使用について

●未承認医薬品等の使用・国内の承認医薬品等の有無について
(未承認医薬品等の使用)
当院で使用していますマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン®)は、日本国薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置であり、日本国歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。そのため、万が一海外カスタムメイド矯正装置使用中に違和感等ございましたら、すぐに当院までご連絡をお願いします。

装置は、日本で歯科医師・歯科技工士が製作するのではなく、海外の工場でロボットにより製作されます。カスタムメイドの矯正装置であり、既製品ではないため(市場流通性がありません)、薬機法の対象となりません。薬機法の対象外であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。その点ご了承ください。

(国内の承認医薬品等の有無)
マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメーカーは国内外に多数あります。インビザライン®以外に、日本国で承認を得ている矯正装置を用いた治療法が存在します。
※上記の趣旨をご承知の上、使用を希望される場合には同意書の記載が必要となります。

●入手経路について
当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン®)は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。当院はインビザライン®を用いた治療システムを、米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。

●諸外国における安全性等の情報
インビザライン®は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けていて、これまでに治療を受けた患者さまは、世界で520万人(2018年1月時点)に上りますが、重大な副作用の報告はありません。ご不明点等ございましたら一度ご相談ください。

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    9:30~13:00 14:30~17:30
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    ※月2回 口腔外科診療日あり。詳細はお問い合わせください。
    ※詳細は診療カレンダーをご確認ください。